補食について以前に記事にしましたが
年代別にポイントになるだろうと思うところを、もう少し掘り下げていきます
ご家族の理解・協力が1番大切な時期

小中学生では目的意識がまだ明確ではなかったり、周りの環境に流されたりしやすい時期です
好き嫌いを通してしまいやすい時期でもありますよね
ですので、小〜中学生の普段の食事や補食については本人もそうですが、何よりもご家族の方のフォローが大切なんです
食事は『身体をつくる』ことに加えて、疲労回復やコンディショニングでも非常に大切な内容
食育という言葉もある通り、食事も学ぶ時代になっています
食事の習慣を身に付ける

だいたいの人の成長期は18才くらいで終わり、そこまでにどれだけ食事に気をつけるかで体格は変わってきます
女性なら将来的な健康を考えるとさらに大切
小・中学生なら昼は給食がありますし、夜もしっかり食べていることがほとんどでしょう。
問題は朝食です。
【朝食を食べよう】
✨朝食を食べることはアスリートにとってマスト 過去の調査では ✔️『中学3年生の約15%は朝ごはんを食べないことがある』 ✔️『朝食摂取👉持久系トレーニング効果を促進させる可能性がある』 としているものもあります!!#Re_style #コンディショニング #疲れ pic.twitter.com/KR1ECvorYz — 淺原 裕一郎@理学療法士×陸上競技トレーナー (@You1614) September 7, 2019
ちなみに小学6年生では約13%が朝食を食べないことがあるようです
欠食の習慣を改善していくには労力もかかりますので、できれば家族みんなで朝食を食べる習慣を小さなころからつくっておきたいですね!
朝食は持久系トレーニング効果を高める
朝食は持久系トレーニング効果を高める可能性があります
小中学生の場合は体力をつけようとして無理に距離を踏むと、ケガのリスクが上がります
ランナーに怪我はすごく多い
月間走行距離の上限目安 中学生👉200キロ 高校生👉400キロ 大学生・実業団👉700キロ もちろんトレーニング内容・休養日・身体的特徴・練習環境とか調整されてたら違うんだろうけど#理学療法士 #スポーツ #リハビリ #陸上 #スプリンター #ランナー — 淺原 裕一郎@理学療法士×陸上競技トレーナー (@You1614) August 2, 2018
距離を踏めない分、それ以外で体力を効率的につける工夫が必要なんですね
『食』に興味を持ってもらう、No 孤食!!

色々工夫していくことは大切ですが、根本は
- 子どもが『食』に興味を持つこと
- 子どもが『楽しく』食事をできること
そのためには、朝ごはんや晩ご飯のときに子どもが1人で食べる環境を避ける工夫をしないといけません
あなたが小学生として想像してみてください
『あらかじめ準備されたものをレンチンして、1人で黙々と食べる』
『家族で食卓を囲みながら、その日のできごとやテレビ内容で話が盛り上がりながら、食事をとる』
どちらに楽しさを感じますか?
毎日の補食はどうする?
補食のルールは『炭水化物(糖質)+ビタミンやミネラルの豊富な飲み物』
これはどの年代でも崩すことはありません
その代わりに補食がしやすいような工夫をします
つまり、食べ物1つ1つのサイズを小さくして、気持ち的に食べやすくさせます
もし季節が夏だと、1つ1つの食べ物が大きいとゲンナリしますよね
運動後の補食の量の目安は 体重50kgのアスリートならおにぎり1.5個
まとめ
- 小中学生は細かくルール決めすぎると、食がつまらなくなったり、逆にジャンクフードに走ってしまう可能性がある
- 食事を楽しく・毎日とる習慣づくりが大切
- 補食の基本は、炭水化物(糖質)+ビタミンやミネラルの豊富な飲み物
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