Jones骨折とリハビリ!どれくらいの期間運動できないの?

Jones骨折は治っていく過程で、偽関節になったり再骨折になったりと

難治性であることが有名です。

だから復帰に向けて、リスクを少なくしたリハビリが必要不可欠

Jones骨折の病態や分類などはこちら!

分類と治療方針

TypeⅠ:痛みが軽微な不全骨折では原則的に保存療法

TypeⅡ:手術が第1選択

TypeⅢ:手術が第1選択

手術方法にはtension band wiringやスクリュー固定があるけど、スクリュー固定は髄内釘効果により最も固定性が高く、一般的

陳旧例では骨移植やドリリングなどを併用したりプレートを用いることも。

リハビリ

リハビリ目標

術後リハビリテーションは早期のスポーツ復帰と復帰後の再骨折を防止することが最大目標!

Jones骨折の手術は基本的に侵襲が少なく安静期間も短いから、患部周囲の大きな可動域制限・筋力低下はみられにくい。

だから、リハビリ・競技復帰にあたっては骨癒合・疼痛の有無など総合的に判断!

競技復帰に向けて

過去の報告を見る限り2~3ヶ月で競技復帰を許可しているケースが多い。

注意点としては、メディカルリハからアスレティックリハへ移行する時期に必然と負荷量も上がっていきますが、

現状で負荷量設定の目安となるコンセンサスはなく今後定着していく

現時点ではFull ROM・FWBの獲得後に、

  • カフレイズや片脚起立ができるか否か
  • 各動作時痛の有無

などを適宜テストしていくことが大切!

僕の場合のケースでは

術後2.5Mでの復帰目標に、最終的にROM・片脚起立・カフレイズ・両脚ジャンプ・片脚ジャンプOKでGoサインを出したんですが、みなさんはいかがなのでしょう?

リスク管理①:術後再骨折

髄内スクリュー固定による術後の再骨折率は7.7~22%

特にスポーツレベルが高い選手で負荷が大きくて、再骨折率は必然と高まりますね。

リスク管理②:骨癒合

レントゲン上での平均骨癒合期間は4~20週、平均9.7週

癒合には年齢・発症から手術までの期間に相関がある

つまり、年齢が若いほど・期間が短いほど癒合は早い。

荷重

術後は可及的に荷重を許可。

術後1週以降で疼痛なく足底全体の接地が可能になれば、荷重位でのトレーニングを開始。

いきなりカフレイズは足部への負担を考慮すべきて、まずはシンプルにスクワットやランジからスタートした方が良いですね。

ROM・筋力

すでにお話したようにJones骨折の手術は低侵襲で可動域制限と筋力低下が問題となることはほとんどない。

つまり

術後のROMexと筋力exの意義は、低下した機能を改善させるよりもむしろ再骨折防止!

特に外反筋力の強化は、運動時の足圧中心を内側にする効果があるので、病態を考えると意義は大きいのかな。

患部外ex

小指側の荷重になりやすい原因の1つに股関節周囲筋の低下がある

片脚起立したときにバランスが悪くなって、中足骨外側部へのストレスが増大するケースが多い。

だから、股関節周囲筋のトレーングを取り入れます。

プロトコル

術後1日~:可動域ex、足趾ex、患部外ex、自転車エルゴメーター(踵をペダルに)

術後1,2週~:スクワット・ランジなど荷重位ex、自転車エルゴメーター(前足部をペダルに)、バランスex

術後3週~:ヒールレイズや腓骨筋ex

術後6週~:レントゲン確認後にジョグ許可

術後8週~:ダッシュ・ジャンプ・アジリティ動作、チームへの部分合流

術後10週~:レントゲン確認後にチームへの全体合流

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ABOUTこの記事をかいた人

理学療法士 and PRピラティスインストラクター and 陸上教室トレーナー! 病院は急性期総合病院でスポーツ・整形疾患を中心にリハビリをしています!